起立性調節障害からの復活

17歳息子 起立性調節障害からの復活を!

OD 確定診断までの長過ぎた道のり ②様々な症状で苦しむ。小学生時代

今日は

OD確定診断までの長すぎた道のり

② 様々な症状で苦しむ

         小学生時代 を綴ります。


①では 前兆として息子が

小学校4年生頃から頭痛を頻繁に

訴えるようになったことを書きました。

それから息子の体調はどんどん悪化

していきました。 それにつれて

症状も多岐に渡り 辛い日が増えました。


5年生になる頃には学校へ 

登校できない日が増えていきました。

頭痛のない日は 腹痛がしたり

疲労感がとれずにいたり。

いよいよ6年生の夏休み前に

倒れてしまい この後100日くらい

学校に行けず あちこちの病院を

回り 大きな病院で脳波をとったり

心電図をとったり あらゆる検査を

しました。しかしどこへ行っても

不調の原因は はっきりせず

検査上では 血液も 脳波も 心電図も

すべて異常なしでした。

皮膚に発疹が出て なかなか治らず

困った時期もありましたが これも

皮膚科レベルでは該当する疾患は

なく原因不明でした。


食事をする元気もなく抱える

ようにして色々な病院へ

泣きたいような気持ちで

通院していました。

整体や 鍼灸にも行ったりしました。

心療内科にも行ってみましたが

あまり相手にされず ほとほと困り

果てていました。


最終的に市民病院の小児科部長が

出した診断は こうでした。


自律神経系が弱いから こういう子は

これから先 ずっと大変だけど

成長につれて 少しずつ良くなることも

あるから付き合って行ってください。

という結果でした。


????? です

身体の辛い子を 必死で病院へ

連れて行き 何回も検査をして

また 日を改めて何ヶ月もかかって

ついた診断がこの結果です。


日常で気をつけることも言われず

投薬もなく ただの世間話程度に

まぁ 少しずつ丈夫になるから。

でも ずっと苦労するよ。

みたいなことを言われて。。。


ただ 唯一の救いは

息子は学校が好きでした。

休みがちでもたまに学校に行けば

嬉しそうに寄ってきてくれる

友達がいて 当時 身体の小さかった

息子を しんどそうな時は おんぶして

教室移動をしてくれるような優しい

体格の良い友達もいてくれました。


担任の先生方からも この子は

何日学校を休んでも出席した日には 

屈託無く 楽しそうに仲間と 

過ごすことが できている。

学校を休みがちになると なかなか

そうできずに 輪に入れなくなる子も

いるのにね。と言って頂いていました。


だから 私は息子は単純に身体が

弱いのだ。と 思ってしまっていたの

です。。


昨日は 起立性調節障害とストレスとの

関係を私なりにまとめていますが

実は 我が家の場合 息子が頭痛の症状を

を訴える数年前から 家族を取り巻く 

環境が大きく変わった。ということが

ありました。


今になって 思えばこの環境の変化や

変化に伴う 家族、特に夫婦のゴタゴタ

が 息子に大きなストレスを与えて

いたのだ。ということが分かります。


私自身も この時期は余裕が無く

色々な意味で精一杯でした。

しかし 間違いなく息子のOD発症の

影には この時期から後に続く

家庭環境の変化が大きく影響している

と 思われます。


家庭のあれこれが じわじわと

息子のストレスとなり

彼のそれを受け止める器が

最初に壊れたのは 13才。6年生の

夏休み前でした。


そして その時には残念ながら

ODの診断をしてくれる医者には

巡り会うことは できませんでした。


それが 良かったのか悪かったのか。

今となっては分からないですが。

そうして 息子は小学校を卒業し

中学へと進学します。


次回 また 中学入学から先のことを

続いて 書いていきたいと思います。


いま 起立性調節障害と診断を受けて

辛い思いをしている方。

子供が原因不明の 体調の悪さで

困っている方。

症状やその子にとってのストレスは

それぞれに違いますが我が家の経験が

なにかひとつでもヒントになればと

これからも綴ります。


親子とも明るい笑顔を

取り戻す日が必ず来ますから☆

希望を持っていきましょうね!